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近藤哲男先生九州大学退職

2022年12月31日九州大学の最後の日

*コロナウイルス感染拡大防止のための、十分な感染対策を講じております。

近藤哲男先生の九州大学の教授としての最後の日。

近藤先生より2022/12/31 18:22 に最後の高分子・バイオの学生への激励を頂戴いたしました。

(一部抜粋です。)

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私は、ご承知のように本日12月31日をもって九州大学を退職いたします。
九州大学所属もあと6時間弱です。
平成15年(2003年)4月に、当時の資源高分子科学研究室に赴任して以来、
教授として新たにバイオマテリアルデザイン研究室を立ち上げ、高分子材料学研究室との兼任教授となりで、この足掛け20年間、本当にあっという間でした。

明日1月1日より、7月1日に開設したばかりの東京農工大学大学院・環境循環材料科学講座で引き続き研究教育を実施します。
現在農工大の研究室の方は、辻田裕太郎君や関係者の方々の多大なご協力もあり、ようやく、種々の手続き、院生、機器の移動などほぼ完了でき、新年明日からはいよいよ活動開始します。

この20年の間、学部132人、修士97人、博士23人の主任指導をすることができました。
これは、巽先生、横田先生はもとより、元秘書の小田和枝さん、元技術補佐員の白水裕子さん、ならびに元秘書の渡邊ルナさんの支えがなければ、この研究室はここまで来れませんでした。
加えて、関連企業の方々、業者の方々、など、支えていただいた方々を挙げればきりがありません。それほど、皆さんのご支援を近藤がいただいてきたということです。
その結果が、多くの卒業生を近藤研出身者として社会に輩出できたということです。私は、自分の教え子、「彼らは私の作品であり」、「彼らは私の誇り」です。
皆さんはすばらしい先輩たちを有しているということです!
今の学生の皆さんには、そういう多くの支えのもとで研究室にいることができるという認識を持っていてほしかったです。

私はもうここで研究室から去りますが、ずっと思って実践してきた姿勢について以下の言葉を伝えます。
生きざまを尊敬する、先日お亡くなりになった「燃える闘魂・アントニオ猪木氏」の言葉です。

この道を行けばどうなるものか。危ぶむなかれ危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一歩が道となり、その一歩が道となる。
迷わず行けよ、行けばわかるさ。

君たち、何事も行かなければわからないですよ!
皆さんの研究の発展を心より祈念いたします。

皆さん、ありがとう! 頑張ってください。
さようなら。

よいお年をお迎え下さい。

近藤哲男

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私(HP管理人辻田)は、2011年に近藤研に来ました。

九大の近藤先生と出会って、今年で12年目になるのでしょう。

色々な「縁」のもと、今ここにいることを皆様に感謝し、

歴代の先輩たちに誇っていただけるように

また、後輩たちに背中を見せれるように

日々精進いたします。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、いよいよ東京農工大学環境循環材料科学講座の本格始動です!

皆様、是非是非遊びに来てくださいね!

 

写真は近藤先生最後の九大教授会の写真だそうです。

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最後の挨拶をする近藤先生

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花束贈呈の様子

 

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